【球体間接人形・ドール】 顔の作り方①

粘土を使用しての顔の作り方です。

独学ですので、骨格や肉付きなど細かなところは間違っている可能性がありますし、

この先作り方も変わっていくと思いますので、自分用の備忘録としてまとめます。

ですが、もしこの記事を読んで頂けて、

人形を作ってみたいと思っている方の参考になれば嬉しいですし、

人形を制作されている方からも、

何か思った事がありましたらコメントやTwitterでご指摘いただけると嬉しいです。

 

まずはじめに、顔の比率から。

顔の美しさは、パーツの造形が上手い下手というよりも、

顔の全体のバランス、パーツの位置や大きさ、歪みの有無でだいたい決まる。

と思っています。

そこで目安として、顔にグリッドを引いた図を作りました。

 

face

赤色は正中線。

緑の線は各グリッドの中心線です。

 

説明は不要なぐらいですが、

・目はcの上、位置と大きさでおおよその年齢が決まる。

・鼻の下は3とdの交点に。

・口は3とdとeの間の緑の線の交点に中心がくる。幅はだいたい2.5~3.5

・頬の一番高くなる所はcとdの間。

 

 

いろいろ簡略化していますが、これが人の顔の基本の比率になります。

おでこの丸みや鼻の高さ、唇の厚みなどで表情は簡単に変わってしまうので、

あくまで目安です。

表情については以前に書いた記事があるのでこちらもどうぞ。→なぜ人形は顔が命なのか?

 

 

さて、それでは作っていきます。

 

今回の粘土はラドール・プレミックス。

仕上がりの大きさは80㎜×55㎜を予定。

全長500㎜~600㎜の人形の顔になります。

 

DollFace01

 

使うものは、

粘土。

心材の発砲スチロール。(写真のものは卵形の既製品

スパチュラと筆。

 

DollFace02

 

スチロールに粘土を巻く。

頭のてっぺんと、あご。

左右のバランスをみながら包む。

 

DollFace03

 

おでことあごに粘土を足して、

目のくぼみを作る。

幼い顔にしたい場合は全体の半分より下にくぼみをつける。

顔の土台となるので、シンメトリーと水平を鏡を見ながら整える。

ここで歪んでいると後から全てズレてしまうので気をつける。

 

DollFace04

 

鼻になる粘土を盛りつける。

大人っぽい顔なら長く高く、子供は短く低い。

盛ったら鏡でバランス確認。

 

DollFace05

 

口の粘土を盛る。

こめかみのくぼみや頬の膨らみも加える。

 

DollFace06

 

口の切れ込みを入れる。

写真はズレているが、目のくぼみ、鼻、口の切れ込みが水平になるように。

 

DollFace07

 

 

修正を加えつつ、唇を作る。

目を作った後、顔の印象をみながら手を加えるので

造形より水平に気をつける。

頬の粘土の盛り具合で口が歪んで見えるので、

様々な角度から見て調整する。

 

美しい顔は、パーツの造形よりも

顔の全体のバランス、パーツの位置や歪みの有無で決まる。

 

盛ったら、造形したら、鏡で確認を必ずすること。

デッサンスケールや透明方眼定規で見るのも効果的。

 

 

 

 

目を作るところは 次回で。。

 

 

 


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