キレイな間接球の作り方

球体間接人形において「間接」は造形の見せ場の一つです。

歪な球でもそれなりに機能しますが、やはりできるだけ美しい間接を作りたいものです。

今回は簡単に「キレイな球体を作るちょっとした方法」をご紹介します。

まずは、間接の基本知識から。

間接は球と受けの噛み合わせによって機能します。

球が大きい方が可動範囲は広くなりますが、

大きすぎる間接は目立ちすぎてしまい不格好です。

逆に小さすぎる間接は可動域が狭く、思うような動きができません。

身体のバランスから適切な大きさを選びましょう。

 

では球を作っていきます。

芯にはスチロール球を使います。

粘土の肉厚は、大腿など大きめの間接で5mmほど

肘など小さい間接は3mmほどはあった方が良いと思います。

手首と足首は芯を入れずに作ります。

 

作り方は粘土を均一にのばし、芯が中心にくるように包むだけです。

手の上で転がして球にしていきますが、

ここまでは、ごく普通の、といいますか当たり前の方法かと思います。

 

では、今回の「キレイな球作るちょっとした方法」ですが、

それは、手で転がして作った球を一度乾燥させてから、

「ビン」を使って球を整えるというものです。

 

joint02

 

画像は牛乳ビンを使っています。

ビンの口は作りたい球の直径の半分から3分の2くらいの大きさがやりやすいです。

 

まず、手で作った球に竹串を刺して持ち手にします。

そして水でゆるくした粘土を球につけて、

軽く押さえ付けるようにグリグリ回して真球に近づけていきます。

くぼんでいる所には、粘土を擦り込むように。

出ている所は、削り取るような感覚でグリグリするのがポイントです。

 

左右で対になる球と大きさを比べながら、

円定規で球のサイズを確認します。

任意のサイズになったら竹串を刺したまま乾燥させます。

竹串が刺さった部分は四肢のパーツと接合して隠れる部分にしましょう。

 

 

 

 

さいごに、間接の受けについてです。

joint01

 

間接球がキレイにできたなら、それにかみ合う受けもつくらなければいけません。

受けは間接球ができてからでも良いのですが、

スチロール球と同じサイズに設定しておけば、同時に作業をすすめることができます。

方法は単純。スチロール球を押し付けて形を整える方法です。

 

これも、あらかじめ受けを作って乾燥させておき、

ゆるめた粘土をつけて、グリグリ押さえつけるように形を整えます。

 

 

こうして、球と受けを作る事ができました。

この後は球に穴をあけて四肢のパーツを接合し、

ゴムが通るスリットを空けていきます。

 

IMG_0511

 

 

今回の方法はスチロール球を石膏などで型取りして、

張り合わせた後にも有効的な方法です。

 

乾燥させたらスポンジヤスリで磨くのを忘れずに。

スポンジヤスリをビンの口に当てて転がしながらやすると

キレイに磨く事ができます。

 

 

手で球を作るというのは難しいことなので、

いろんな道具や方法を工夫して使ってみるのは大事だと思います。

今回はすごく単純な方法ですが、 少しでも制作の参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 


にほんブログ村 美術ブログ 創作人形(美術)へ


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


CAPTCHA