マリアの心臓

風薫る五月。

京都は大原の「マリアの心臓」に行ってきました。

 

大原へは京都駅からバスで一時間ほど。

観光客向けのお土産屋や茶屋が並ぶ通りから

枝分かれする小径の先に、その館はありました。

 

少しの緊張と興奮で熱くなっていた私には、

館の中の冷たい空気が心地よく感じました。

 

受付をして、奥へ進んでいくと、

 

四谷シモンさん、

恋月姫さん、三浦悦子さん、

中川多理さんなど。。。

 

あこがれの作家さんの人形たち。

時代を物語る人形たち。

圧倒的な存在感と共に、

私を迎えてくれました。

 

そして、梯子のような階段を登った先にある屋根裏には、

天野可淡さんの人形が鎮座していました。。

 

これだけの質の高い人形を間近に見る事ができて

本当に感動です。

 

今まで、書籍やwebで見てきた人形も、

実際に眼で触れて

その存在感、まなざし、質感、

全く違うことに驚嘆しました。

 

実物を見ると言う事はとても大切で、

人形と対峙することは、人形の本質であるのです。。

 

人形に夢中になり、

どれほどの時間が経ったのか分からない中

ふと気がつくと、

庭のししおどしだけが、静かに時の流れを刻んでいました。

 

 

マリアの心臓。

人形の世界を初めて知った時の感動が甦り、

人形の尊さと儚さ。

心をぎゅっと掴まれる感覚。

静寂の中で琴線をかき鳴らす何かが、そこには在りました。

 

 

maria02

 

そろそろ帰ろうかという時に、

偶然にも佐吉さんに声をかけて頂き、

少しお話させて頂くことができました。

 

今後の展望や、人形についてなど、

貴重なお話を聞けて、また感動でした。

その内容については、次回の記事で纏めます。

 

 

 

 

 

 


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